2014年 06月 22日
ジャンチ入門 |
どうもこんにちは。
二ヶ月ぶりの登場になります。
食事係のO田です。
今回は本来、ergのレビューをするはずでしたが、あまりにも現役部員のジャンチの食べ方がひどいので、そして何よりレビューの需要が無いため予定を変更して、将棋部御用達の名店あまたろうの名物メニュージャンチの正式な食べ方の紹介を行っていきたいと思います。皆さんにもっともっとあまたろうを好きになってもらえたら嬉しいです。
それでは、まずはメーリスで流したアンケート結果から発表していきたいと思います。
問・あなたの好きなメニューは?
①チーズ … 8名(氷雨係長、M田、S久間、N竹、O田、H口、M野、Y本)
②おろし … 4名(S崎、S藤、A吉、S水)
③味噌カツ … 2名(O高、O井)
④梅おろし … 1名(S田)
⑤無印 … 2名(E河、K瀬)
一位は安定のチーズ。ジャンチのベースでもあり、将棋部内でも愛好者が多いようです。ただし、初心者向けという側面もあり(実際、新入生などにはチーズを薦めることが多い)、S崎・A吉など中級者にはおろしが人気のようだ。なお、個人的には、おろしは2枚までと考えている。理由としては、ジャンチという競技は2枚と3枚でタイムに大きく差が出るからで、3枚目に突入する頃には、下の方のチキンはおろし醤油でドロドロになっているためだ。そもそもおろし自体かなり味が濃いので、ドロンドロンになったチキンカツはまずいあまり美味しくないと思う。S崎先生などはおろし4枚などと注文していたが、あれは初心者のやることで、追加のチキン2枚は別皿でもらうのが定跡だ。しかも、食べきれずに1年生に手伝ってもらうとか…
同じように味の濃い味噌カツチキンは2枚がデフォルトで3枚以上が裏メニュー扱いだが、これはおろしの場合とは逆で、3枚重なっていると味噌が塗れないことに起因していると考えている。そもそも、2枚でも味が濃くて飽きるから、3枚頼む人なんか、S崎先生以外いないわけですが。味はちょい甘目の濃い目。O高さん曰く、濃い味が好きな愛知県民には人気らしい。
逆に、数あるジャンチの中でも、味がうすいのが梅おろし。おろしを10倍上品にしたような感じで、将棋部内でも隠れファンが多いのではなかろうかと思っていたが、アンケート結果では、最下位と残念な結果に終わってしまった。なお、唯一のファンはS田さん、さすがです。そんなS田さんのジャンチの思い出は、「最初に食べたジャンチはチーズですね。数はトリプルだったかと思います。私は少食であるため、完食をするのに苦労しました。今もなお、トリプルは完食できるかどうか微妙です。」との事だ。
最後に、3位の一見、初心者用に見えるが、実は超上級者専用のジャンボ(トリプル)チキンカツを取り上げる(以下、無印とする)。無印の辛さであるが、これは過去にS崎先生も語っていることであるが、味の変化が得られないこと、この一点に尽きる。彼の言葉を借りれば、「チキン(無印)がチーズより重いのは後半になると味の変化、すなわちチーズによるアクセントがないのが大きい」ということだ。おろしであっても、ドロンドロンになるという形で悪い方向に味の変化が起きる。変化のない無印は辛い、これが無印は超上級者専用といわれる所以だ。なお、からしをつけて味に変化をつける方法については後述する。無印に投票をしていただけたのはK瀬さん(筆者による推定:PNメタボンさん)、そしてE河さんとそうそうたる面々だ。特にK瀬さんについては多くの談話が寄せられているので、後でまとめて述べたいと思う。最後にE河さんの思い出を挿入して、アンケート結果の解説を終える。「新歓時にトリプル食わされた記憶があるけど今はとてもじゃないが無理だ。O形さんからジャンチの端攻めを教わった古き良き思い出。」なお、ジャンチの端攻めについては後述。
さて、ここからはK瀬さんと現役生の強者の紹介を行っていく。
K瀬さん…ジャンチを7枚食べた男。罰ゲームで7枚に挑戦することになったが、7枚なんて食えないからと8週にわたって、ジャンチ5-6枚を食べつくす。次の週に7枚を完食(いわゆる食えない食えない詐欺、最近ではU澤氏も多用)。食べ放題のあとにジャンチ5枚完食という偉業を成し遂げる。将棋部内ではあまたろうに行くたびに必ずと言っていいほど名前が出る。「K瀬さんなら余裕」とはつまり無理ということ。
∪澤…現役生最強。ジャンチ1枚の最速消化時間は58秒。1切れあたり約10秒。
団体戦の秒読み(60秒)に勝てる唯一の男。次は交換後の秒読みに勝つのを目指す。
現役生のジャンチ最高枚数記録保持者でもあり、現在の記録は5枚。そんなU澤氏だが入部当初は、3枚を食って西千葉の駅で吐いていたらしく、去年の9月ころから本格的な挑戦に入った模様だ(本人曰くデブトレ)。現在、半年で1枚ほどのペースで増えており、卒業までにはK瀬さんを越えられるかもと、現役生は密かな関心を寄せている。
A吉…ご存知納豆星人。本人曰くオカマキャラ。「流れで三枚食べてるけど実はいつも吐きそう。2枚がちょうどいいと思う。」とか言ってるが、どう見ても3枚余裕です。本当にありがとうございました。
O井…期待の1年生。3枚半までなら楽勝。将棋のライバルはY本だが、ジャンチのライバルはA吉らしい。次回は4枚に挑戦する。
さて、最後にジャンチの食べ方の注意事項と用語の説明を行う。
一般に定跡と呼ばれる食べ方をトリプルチーズで説明していく。
①まず、ソースをかけます。
②チキンの両端を食べていく。(6回)
③ご飯とチキンを減らしていく。
④③を繰り返し、途中でアクセントとして、たくあん、キャベツを食べていく。
⑤最後に、味噌汁を飲む。
上記が基本定跡となる。②の試行を端攻めとよんでおり、油のたまりやすい端は序盤の内に食べてしまおうということだ。筆者自身、初めてジャンチを食べたとき、残り2,3切れくらいの時にE河さんに言われたのを覚えている。遅くないですか?
なお、チキンを食べるときのコツだがご飯の上になるべく乗っけないこと。これはチキンの油がご飯に移動する事により、ご飯を食べるのが苦しくなるからで、主に4枚以上では注意されたし。この状態のご飯をご飯選手と呼ぶ。なお、限界を超えて食べ続け、逆に気持ちよくなってしまう現象をランナーズ・ハイと呼ぶ。(いずれもU澤氏命名)
また、通常チキンカツ皿には、からしが付いているが、これをジャンチにつけて食べるのはかなり反則スレスレの大悪手で、U澤氏曰く敗着だ。
以上、現役生の皆さんには、正しいジャンチの食べ方を紹介できたかと思います。
これからも楽しいあまたろうライフを過ごしましょう。アンケートにご協力いただいた皆さんどうもありがとうございました。
そういえば、昔、トリプルは裏メニューだったらしいね。いつのまにやら、表メニューになってたらしいけど。そろそろ、4枚も表メニューになるんじゃないかな?そのためにも、将棋部では4枚食べられる人材を大募集しています。最後に、U澤プロの作文をどうぞ。
ジャンチ坂を登り始めた理由。それは2年前の「雪辱をはらす」ためだ。
2年前の4月、初めて甘太郎に連れて行ってもらった日のことは昨日のことのように思い出せる。そのときにはもう新入生はトリプルジャンチを食べることが伝統になっていて当時1年生の私は自信に満ちあふれ、もうフードファイトの大会に出ようかなと考えるくらいであった。「3枚ジャンチ?そんなもんでこの私が満腹になるんですかねえ?」当時のインタビューである。ちょいと大きなカツくらいだろうとたかをくくっていた。
店に着いた私は迷うことなくトリプルおろしを選択。他の2人の1年生も迷いながらもトリプルを選択。先輩方はダブルなどトリプルジャンチを避ける。軟弱だなぁと心の中で思っていた。その時私は地獄が近づいていることを感じることは出来なかった。
そしてトリプルジャンチの登場である。トリプルジャンチとの対面を果たした私は予想より大きいカツや油のにおいに驚きながらも、ジャンチを食べられると若武者のごとく感動していた。またジャンチも新たな挑戦者を待ち受ける富士山のように大きく屹立しその姿に美しささえ覚えた。こんがりきつね色に揚がったカツ、大盛のごはんに味噌汁。これが全部自分のものになるのである。これに感動しない大食漢はいないだろう。私は感動の勢いそのままにジャンチに食らいついたのである。戦争の始まり、脳内で進軍ラッパが鳴り響いた。
・・・戦争というものは悲惨である。返り討ちにあう同胞、いくら食べても減らないカツ、サポート役の白米と味噌汁はすでに亡く、私はジャンチに蹂躙されていた。挑戦者のサポートアイテムはもう水しかない状態が続き、水では津波のように襲い来る油に対抗することは出来なかった。薄れゆく意識の中でジャンチを食べていた。・・・Aさんは平気で食べきっていたような気がする。食事中の出来事はそれぐらいしか覚えていない。
結果的に私はトリプルジャンチを完食する事は可能であったが、内容は完敗であった。敗因はシンプルでペース配分を考えなかったからである。1枚目でごはんを食べきる愚策をしでかしてしまえば勝てるわけがない。私はジャンチに鼻であしらわれたような気がした。その夜は悔しくて、トイレで吐いた。
今はデブトレーニングの成果もあり、トリプルジャンチを逆に蹂躙する事が出来ている。しかし私は初手合いの屈辱を忘れてはいない。ジャンチに対したときは「お願いします」完食した後は「おまえにはもう負けん!」と心で思いつつ、ジャンチを食べる。
次回はS水に回します。
二ヶ月ぶりの登場になります。
食事係のO田です。
今回は本来、ergのレビューをするはずでしたが、
それでは、まずはメーリスで流したアンケート結果から発表していきたいと思います。
問・あなたの好きなメニューは?
①チーズ … 8名(氷雨係長、M田、S久間、N竹、O田、H口、M野、Y本)
②おろし … 4名(S崎、S藤、A吉、S水)
③味噌カツ … 2名(O高、O井)
④梅おろし … 1名(S田)
⑤無印 … 2名(E河、K瀬)
一位は安定のチーズ。ジャンチのベースでもあり、将棋部内でも愛好者が多いようです。ただし、初心者向けという側面もあり(実際、新入生などにはチーズを薦めることが多い)、S崎・A吉など中級者にはおろしが人気のようだ。なお、個人的には、おろしは2枚までと考えている。理由としては、ジャンチという競技は2枚と3枚でタイムに大きく差が出るからで、3枚目に突入する頃には、下の方のチキンはおろし醤油でドロドロになっているためだ。そもそもおろし自体かなり味が濃いので、ドロンドロンになったチキンカツは
同じように味の濃い味噌カツチキンは2枚がデフォルトで3枚以上が裏メニュー扱いだが、これはおろしの場合とは逆で、3枚重なっていると味噌が塗れないことに起因していると考えている。そもそも、2枚でも味が濃くて飽きるから、3枚頼む人なんか、
逆に、数あるジャンチの中でも、味がうすいのが梅おろし。おろしを10倍上品にしたような感じで、将棋部内でも隠れファンが多いのではなかろうかと思っていたが、アンケート結果では、最下位と残念な結果に終わってしまった。なお、唯一のファンはS田さん、さすがです。そんなS田さんのジャンチの思い出は、「最初に食べたジャンチはチーズですね。数はトリプルだったかと思います。私は少食であるため、完食をするのに苦労しました。今もなお、トリプルは完食できるかどうか微妙です。」との事だ。
最後に、3位の一見、初心者用に見えるが、実は超上級者専用のジャンボ(トリプル)チキンカツを取り上げる(以下、無印とする)。無印の辛さであるが、これは過去にS崎先生も語っていることであるが、味の変化が得られないこと、この一点に尽きる。彼の言葉を借りれば、「チキン(無印)がチーズより重いのは後半になると味の変化、すなわちチーズによるアクセントがないのが大きい」ということだ。おろしであっても、ドロンドロンになるという形で
さて、ここからはK瀬さんと現役生の強者の紹介を行っていく。
K瀬さん…ジャンチを7枚食べた男。罰ゲームで7枚に挑戦することになったが、7枚なんて食えないからと8週にわたって、ジャンチ5-6枚を食べつくす。次の週に7枚を完食(いわゆる食えない食えない詐欺、最近ではU澤氏も多用)。食べ放題のあとにジャンチ5枚完食という偉業を成し遂げる。将棋部内ではあまたろうに行くたびに必ずと言っていいほど名前が出る。「K瀬さんなら余裕」とはつまり無理ということ。
∪澤…現役生最強。ジャンチ1枚の最速消化時間は58秒。1切れあたり約10秒。
団体戦の秒読み(60秒)に勝てる唯一の男。次は交換後の秒読みに勝つのを目指す。
現役生のジャンチ最高枚数記録保持者でもあり、現在の記録は5枚。そんなU澤氏だが入部当初は、3枚を食って西千葉の駅で吐いていたらしく、去年の9月ころから本格的な挑戦に入った模様だ(本人曰くデブトレ)。現在、半年で1枚ほどのペースで増えており、卒業までにはK瀬さんを越えられるかもと、現役生は密かな関心を寄せている。
A吉…ご存知納豆星人。本人曰くオカマキャラ。「流れで三枚食べてるけど実はいつも吐きそう。2枚がちょうどいいと思う。」とか言ってるが、どう見ても3枚余裕です。本当にありがとうございました。
O井…期待の1年生。3枚半までなら楽勝。将棋のライバルはY本だが、ジャンチのライバルはA吉らしい。次回は4枚に挑戦する。
さて、最後にジャンチの食べ方の注意事項と用語の説明を行う。
一般に定跡と呼ばれる食べ方をトリプルチーズで説明していく。
①まず、ソースをかけます。
②チキンの両端を食べていく。(6回)
③ご飯とチキンを減らしていく。
④③を繰り返し、途中でアクセントとして、たくあん、キャベツを食べていく。
⑤最後に、味噌汁を飲む。
上記が基本定跡となる。②の試行を端攻めとよんでおり、油のたまりやすい端は序盤の内に食べてしまおうということだ。筆者自身、初めてジャンチを食べたとき、残り2,3切れくらいの時にE河さんに言われたのを覚えている。
なお、チキンを食べるときのコツだがご飯の上になるべく乗っけないこと。これはチキンの油がご飯に移動する事により、ご飯を食べるのが苦しくなるからで、主に4枚以上では注意されたし。この状態のご飯をご飯選手と呼ぶ。なお、限界を超えて食べ続け、逆に気持ちよくなってしまう現象をランナーズ・ハイと呼ぶ。(いずれもU澤氏命名)
また、通常チキンカツ皿には、からしが付いているが、これをジャンチにつけて食べるのはかなり反則スレスレの大悪手で、U澤氏曰く敗着だ。
以上、現役生の皆さんには、正しいジャンチの食べ方を紹介できたかと思います。
これからも楽しいあまたろうライフを過ごしましょう。アンケートにご協力いただいた皆さんどうもありがとうございました。
そういえば、昔、トリプルは裏メニューだったらしいね。いつのまにやら、表メニューになってたらしいけど。そろそろ、4枚も表メニューになるんじゃないかな?そのためにも、将棋部では4枚食べられる人材を大募集しています。最後に、U澤プロの作文をどうぞ。
ジャンチ坂を登り始めた理由。それは2年前の「雪辱をはらす」ためだ。
2年前の4月、初めて甘太郎に連れて行ってもらった日のことは昨日のことのように思い出せる。そのときにはもう新入生はトリプルジャンチを食べることが伝統になっていて当時1年生の私は自信に満ちあふれ、もうフードファイトの大会に出ようかなと考えるくらいであった。「3枚ジャンチ?そんなもんでこの私が満腹になるんですかねえ?」当時のインタビューである。ちょいと大きなカツくらいだろうとたかをくくっていた。
店に着いた私は迷うことなくトリプルおろしを選択。他の2人の1年生も迷いながらもトリプルを選択。先輩方はダブルなどトリプルジャンチを避ける。軟弱だなぁと心の中で思っていた。その時私は地獄が近づいていることを感じることは出来なかった。
そしてトリプルジャンチの登場である。トリプルジャンチとの対面を果たした私は予想より大きいカツや油のにおいに驚きながらも、ジャンチを食べられると若武者のごとく感動していた。またジャンチも新たな挑戦者を待ち受ける富士山のように大きく屹立しその姿に美しささえ覚えた。こんがりきつね色に揚がったカツ、大盛のごはんに味噌汁。これが全部自分のものになるのである。これに感動しない大食漢はいないだろう。私は感動の勢いそのままにジャンチに食らいついたのである。戦争の始まり、脳内で進軍ラッパが鳴り響いた。
・・・戦争というものは悲惨である。返り討ちにあう同胞、いくら食べても減らないカツ、サポート役の白米と味噌汁はすでに亡く、私はジャンチに蹂躙されていた。挑戦者のサポートアイテムはもう水しかない状態が続き、水では津波のように襲い来る油に対抗することは出来なかった。薄れゆく意識の中でジャンチを食べていた。・・・Aさんは平気で食べきっていたような気がする。食事中の出来事はそれぐらいしか覚えていない。
結果的に私はトリプルジャンチを完食する事は可能であったが、内容は完敗であった。敗因はシンプルでペース配分を考えなかったからである。1枚目でごはんを食べきる愚策をしでかしてしまえば勝てるわけがない。私はジャンチに鼻であしらわれたような気がした。その夜は悔しくて、トイレで吐いた。
今はデブトレーニングの成果もあり、トリプルジャンチを逆に蹂躙する事が出来ている。しかし私は初手合いの屈辱を忘れてはいない。ジャンチに対したときは「お願いします」完食した後は「おまえにはもう負けん!」と心で思いつつ、ジャンチを食べる。
次回はS水に回します。
by chiba_univ_shogi
| 2014-06-22 23:12
| 教育問題