2012年 03月 24日
将棋の勉強法について |
こんにちは、新部長のS田です。
あの人からのご指名を受けて、更新の運びになりました。
(名前を言ってはいけない)あの人からの頼みともなれば、無下に断る訳にもいけません。
それに、そろそろ自分の出番が来ないだろうかと密かに心待ちにしていましたこともあり、
喜んで筆を執りたいと思います。
執筆依頼を受けた当初、「I崎との楽しかった日々」というタイトルで、学友I崎との
短いながらも面白可笑しかった過ぎ去りし日々について筆をしたためようかと考えました。
しかしその構想をついったーで呟いた後、はたと気づきました。
この題材は誰得なのだろうかと。
皆がI崎と僕とのあんなことやこんなことを知ったからといって、将来何の役に立つというのでしょう。
せっかく他の部員が有益な情報(節約術とか空気の読み方とか)を提供しているというのに、
部長である自分が取るに足らないネタを提供するのはいかがなものかと。
という訳で、今回のテーマは「自分に合った将棋の上達法の見つけ方」。
どうやったら将棋が強くなれるかという問は、我々将棋ファンの間では永遠のテーマとも言われています。
この問に答えることは、思いのほか容易ではありません。
僕だって、どうやったら将棋が強くなれるか知りたいくらいです。
ある人は、実戦を数多くこなせと言う。またある人曰く、定跡を覚えろと。
詰将棋を解くのが良いと主張する人もいれば、詰将棋よりも棋譜並べのほうが良いという意見もあります。
これらの上達法は、どれも棋力を伸ばす為に必要なことです。
しかし、何かと忙しいことの多い現代人にとってこれら全てをこなすことは至難の業です。
しかも、上級者にとって有効な勉強法が初心者にとって必ずしも有効でないことも多々あり、一概にこれをやれば良いと言える
上達法は無いのが現実です。
そこで今回は、自分の今までの勉強法を棋力別に振り返ることによって、
読者諸君が参考にしてくださることを期待したいと思います。
また、この記事では専門用語をいくつか使用しました。初級の方からすれば読みにくい部分もあるかと思います。
何か分からない用語がありましたら、コメント欄で質問をしてください。
1.覚えたて~初段
自分が将棋を本格的に始めたのは小学5年生の終わりの頃。
その頃はよく、親にドヤ顔で順位戦の仕組みを説明していました。
貪るように将棋の本を読み、買った本は何度も読み返しました。
本を読んで、将棋の特殊なルールや囲いの名称、特徴を覚えました。
また、本に棋譜が載っていたら必ず並べ、さらに棋譜用紙に
記録して戦法別に保管することをよくやっていました。
週末は連盟が主宰する教室に通い、空いた時間は2階の将棋道場で実戦をこなしました。
詰将棋は、初歩的な手筋が掲載されているものを解くぐらいで、そんなに多くは解かなかったと思います。
定跡は、全くと言っていいほど覚えませんでした。
定跡書の手順を並べていると無理やり暗記をしているような気分になり、楽しくありませんでした。
僕の場合、小学生だからということもあって時間に困らなかったことが上達に幸いしたと思います。
おかげで、上達に必要な勉強はだいたい出来ました。
初段になるまでなら、定跡の細かい手順を覚えなくてもなんとかなるものです。
それよりも、実戦や棋譜並べを通して将棋に慣れることの方が大事です。
詰ましたり、寄せたりする方法も実戦で学べます。
あと感想戦についてですが、感想戦は上級者を交えて行うことをお勧めします。
2.初段~四段
初段くらいになれば、得意戦法が定まってくるかと思います。
この時期において大切なことは、自分の得意戦法に磨きをかけることです。
1つの戦法が指しこなせるようになるまでは、戦法の幅を広げないほうが良いです。
僕はそのくらいの棋力の頃、四間飛車ばかり指していました。
定跡書こそ読まなかったものの(読んでおいた方が良かった。後で定跡の勉強をしなかったことを物凄く後悔した)、
実戦経験により戦法を指しこなす為のコツを得ていきました。
そのおかげか、半年で初段から四段になれました。
しかし、四段になれたのもつかの間。中学1年の冬の頃に挫折を経験しました。
なぜ僕は挫折したのか?
それは、あの戦法の登場が全てでした。
次回、あの戦法の正体が明らかに!?
乞う!ご期待!
Y瀬先輩にバトンを渡します。
あの人からのご指名を受けて、更新の運びになりました。
(名前を言ってはいけない)あの人からの頼みともなれば、無下に断る訳にもいけません。
それに、そろそろ自分の出番が来ないだろうかと密かに心待ちにしていましたこともあり、
喜んで筆を執りたいと思います。
執筆依頼を受けた当初、「I崎との楽しかった日々」というタイトルで、学友I崎との
短いながらも面白可笑しかった過ぎ去りし日々について筆をしたためようかと考えました。
しかしその構想をついったーで呟いた後、はたと気づきました。
この題材は誰得なのだろうかと。
皆がI崎と僕とのあんなことやこんなことを知ったからといって、将来何の役に立つというのでしょう。
せっかく他の部員が有益な情報(節約術とか空気の読み方とか)を提供しているというのに、
部長である自分が取るに足らないネタを提供するのはいかがなものかと。
という訳で、今回のテーマは「自分に合った将棋の上達法の見つけ方」。
どうやったら将棋が強くなれるかという問は、我々将棋ファンの間では永遠のテーマとも言われています。
この問に答えることは、思いのほか容易ではありません。
僕だって、どうやったら将棋が強くなれるか知りたいくらいです。
ある人は、実戦を数多くこなせと言う。またある人曰く、定跡を覚えろと。
詰将棋を解くのが良いと主張する人もいれば、詰将棋よりも棋譜並べのほうが良いという意見もあります。
これらの上達法は、どれも棋力を伸ばす為に必要なことです。
しかし、何かと忙しいことの多い現代人にとってこれら全てをこなすことは至難の業です。
しかも、上級者にとって有効な勉強法が初心者にとって必ずしも有効でないことも多々あり、一概にこれをやれば良いと言える
上達法は無いのが現実です。
そこで今回は、自分の今までの勉強法を棋力別に振り返ることによって、
読者諸君が参考にしてくださることを期待したいと思います。
また、この記事では専門用語をいくつか使用しました。初級の方からすれば読みにくい部分もあるかと思います。
何か分からない用語がありましたら、コメント欄で質問をしてください。
1.覚えたて~初段
自分が将棋を本格的に始めたのは小学5年生の終わりの頃。
その頃はよく、親にドヤ顔で順位戦の仕組みを説明していました。
貪るように将棋の本を読み、買った本は何度も読み返しました。
本を読んで、将棋の特殊なルールや囲いの名称、特徴を覚えました。
また、本に棋譜が載っていたら必ず並べ、さらに棋譜用紙に
記録して戦法別に保管することをよくやっていました。
週末は連盟が主宰する教室に通い、空いた時間は2階の将棋道場で実戦をこなしました。
詰将棋は、初歩的な手筋が掲載されているものを解くぐらいで、そんなに多くは解かなかったと思います。
定跡は、全くと言っていいほど覚えませんでした。
定跡書の手順を並べていると無理やり暗記をしているような気分になり、楽しくありませんでした。
僕の場合、小学生だからということもあって時間に困らなかったことが上達に幸いしたと思います。
おかげで、上達に必要な勉強はだいたい出来ました。
初段になるまでなら、定跡の細かい手順を覚えなくてもなんとかなるものです。
それよりも、実戦や棋譜並べを通して将棋に慣れることの方が大事です。
詰ましたり、寄せたりする方法も実戦で学べます。
あと感想戦についてですが、感想戦は上級者を交えて行うことをお勧めします。
2.初段~四段
初段くらいになれば、得意戦法が定まってくるかと思います。
この時期において大切なことは、自分の得意戦法に磨きをかけることです。
1つの戦法が指しこなせるようになるまでは、戦法の幅を広げないほうが良いです。
僕はそのくらいの棋力の頃、四間飛車ばかり指していました。
定跡書こそ読まなかったものの(読んでおいた方が良かった。後で定跡の勉強をしなかったことを物凄く後悔した)、
実戦経験により戦法を指しこなす為のコツを得ていきました。
そのおかげか、半年で初段から四段になれました。
しかし、四段になれたのもつかの間。中学1年の冬の頃に挫折を経験しました。
なぜ僕は挫折したのか?
それは、あの戦法の登場が全てでした。
次回、あの戦法の正体が明らかに!?
乞う!ご期待!
Y瀬先輩にバトンを渡します。
by chiba_univ_shogi
| 2012-03-24 00:27
| 教育問題