千葉大将棋部 WEB棋跡
2023-08-25T00:00:38+09:00
chiba_univ_shogi
ジャンチ4枚… 狂気の沙汰…
Excite Blog
2023年度春期団体戦を終えて
http://chibashogi.exblog.jp/33405358/
2023-08-24T23:48:00+09:00
2023-08-25T00:00:38+09:00
2023-08-24T23:48:31+09:00
chiba_univ_shogi
未分類
本記事は、日高屋にて酒を片手に団体戦直後の思いの丈を綴ったものです。どうしてもネガティヴな内容に触れることとなってしまうので、間接的に部員の方を傷つけてしまうかもしれません。あまり責任などは考えずに気軽に読んでもらえると助かります。 お久しぶりです、千葉大将棋部主将のsくまです。先日行われた団体戦の結果について報告させていただきます。先に述べておりますが、このメモは団体戦が終わった直後に書いたものです。半分殴り書きのようなものですので、温かい目で見ていただけますと幸いです。 結論から言わせていただきますと今回千葉大将棋部はB2リーグに降級することとなりました。以上! …としたいところですが、そうは問屋が卸さないでしょう。なぜこんなことになってしまったかと言えば、一重に僕自身の不甲斐なさが原因です。こんな言い方をしてしまうと、いや、私のせいですと名乗り出てくる部員がいるかと思うのですが、(どうにも責任感が強くなってしまうのが団体戦ですので)その意見は門前払いで。そんな責任を感じるのは、主将たる僕の役目です。一人一人思うところはあるでしょうが、主将たる僕の戦績が4-3では示しがついておりませんから。 そう、何度見ても酷い戦績です。酷い、ああ酷い、考えるだけでも頭がくらくらして、辛い感情だけが前のめりになってしまいます。きてくれた部員の皆さん、本当にごめんなさい。わざわざ時間をとってもらって、オーダーの関係でほとんどを偵察に使ってくれてた部員もいるのに、それをこんな形でかえすことになってしまって、もうどうしたらいいんだかわからないです。情けない自分に、怒りを通り越して呆れ果てています。 でも、後悔したって仕方がないんだからと、そうやって前を向くしかないんだと思います。前回の団体戦でもこのような呟きをしましたが、その際にTwitterの質問箱で「感動しました!」という一言をいただきました。その言葉にどれほど励まされたか、次こそはと思いを新たにしたか。顔も名前も分かりませんが、期待に応えられなくてごめんなさい。この場を借りてお詫びします。 何を言われようが、これが今の千葉大将棋部です。あるいは、オーダーでもう少しうまくやることはできたかもしれませんが、正直、自分にできる全力を尽くしたつもりではあります。だから、みんなで強くなりましょう。もう一度、この場所へ戻ってくること。それが、僕に課せられた義務であって、ある意味での贖罪なんだと思います。 最後に、今日、この場をもって僕は主将の座を後輩のA山くんに譲ります。こんな立場で主将を譲ることになってしまって、ごめん。言葉が見つからないけれど、とにかく、頑張ろう。言葉だけじゃなく強くなって、胸を張れるような将棋指しになろう。 きっと、あとでこれを見返したときに、自分の言葉で自分の首を絞めることになるんだと思います。言葉の重みという意味でも、陶酔したような言葉遣いという意味でも。(わかって書いてんだから救いがない)それを枷として、精進していきます。 さて、酒が回ってきたのでそろそろ終わりとしましょう。本当に酔ってしまっては、記すことすらままなりませんから。 ]]>
今日の部会について ちょっと重要
http://chibashogi.exblog.jp/33201940/
2023-04-13T14:08:00+09:00
2023-04-13T14:08:59+09:00
2023-04-13T14:08:59+09:00
chiba_univ_shogi
未分類
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新学期
http://chibashogi.exblog.jp/33179280/
2023-04-04T15:02:00+09:00
2023-04-04T15:02:51+09:00
2023-04-04T15:02:51+09:00
chiba_univ_shogi
未分類
日程は以下の通りとなります。
4月:7,13,20,27
5月:11,12,25,26
いずれも16:45~19:45の時間帯(初日のみ16:15~)にて学食3階で行っていますので、是非一度参加していただければと思います。ご参加を予定されている際は、事前に千葉大学将棋部Twitter千葉大学将棋部(@chibauniv_shogi)さん / Twitterにダイレクトメールをいただけますと幸いです。
その他入部希望者に関しましても、こちらにご連絡いただけるとありがたいです。それでは、短いですが今回はここまでとさせていただきます。多くの方のご来訪を心よりお待ちしております。
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先日行われた秋期団体戦の振り返り
http://chibashogi.exblog.jp/32885998/
2023-02-09T15:30:00+09:00
2023-02-09T15:30:15+09:00
2023-02-09T15:30:15+09:00
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大会報告
上の写真が今回の結果です。千葉大の順位は全8大学中6位でした!…6位?B1級は上位2大学が昇級、下位2講が降級ですから、そう、千葉大は今回ギリギリもギリギリでB1降級を逃れることができたのです。(しかも最後は一橋vs筑波の結果待ちという崖っぷちそのもの)B1級に残れたよ!やったね!と言っている場合ではありません。仮にも我々千葉大将棋部は、元A級所属の大学なのです。それがB1級で2-5の成績になってしまったというのは、大問題に他なりません。無論、一緒に落ちてきた中央大や今回昇級を決めた日大など、各選手の層が厚い大学もありますが、それでももう少し結果を残せたのではないかというのが率直な感想です。細かい個人の実力や棋譜などはおいておくとして、(棋譜検討の方は今年の部誌なんかに載せたいなと思っています)どうしてこのような結果になってしまったのか、今後どのようにその改善を図っていくかということを少しだけ書かせていただきます。
今回、団体戦の結果の方がこのようになってしまったのは大きく分けて二つの要因があるかと思います。それは、①オーダーがうまくはまらなかったこと、②選手層が薄かったこと、また、招集できた人数も少なかったことです。
まず、ひとつめのオーダーに関しては、完全に主将たる私の責任です。集められた人数が少なかったとは言え、今の千葉大の走力を持ってすれば、最低限のあたりでも3~4勝はできたのではないかと思います。それがこのような結果になってしまったのは、一重に私のオーダーが下手であったとそのように考えざるを得ません。今大会で初めてオーダー決めというのをやらせてもらったのですが、なかなか自分たちの思い通りに組み合わせを作ることができませんでした。これは今後の自分の課題とさせていただきます。団体戦に出場した部員の皆さん、本当にすみませんでした。この場を借りて謝罪の意を示させていただきます。
続いて、個々人の実力というところに話を当てさせてもらいます。少しセンシティブな内容になりますので、お気を悪くされたらすみません。事前に謝っておきます。先ほどの話題で、最低限のオーダーを組めればB1でも勝てると述べましたが、それはあくまでB1残留程度のものです。つまり、A級への昇級となりますとほとんどの試合を勝たなくてはいけないわけなのですが、しかし、はっきりいって、安定した勝率を残すのは難しいというのが今の千葉大の評価であるように思えます。今回の大会もしっかりと勝ち星を挙げることができたのはあまり多くないわけで、これだけですとなかなか苦しい戦いになるのも納得のいくことかと思います。ですから、単刀直入に言って、千葉大としての実力不足が露呈してしまったと、そう言って良いでしょう。また、人手不足というのも懸念材料の一つです。積極的に部活に参加してくれている方々は大会の方にも意欲的に取り組んでくれたのですが、普段はあまり来ない方々をうまく勧誘することができませんでした。そんな中でも直前に声かけをしてきてくれた方々には頭が上がりません。急なお誘いにも答えていただき、本当にありがとうございました。部室の利用に大幅な制限が掛かってしまっている現状、なかなかアクティブな対面での活動というのは難しいところであるかと思いますが、春休みや来年度の新歓等を活用し、部員同士で切磋琢磨していきたい所存です。部員のyねみつ君なんかは、先輩に自分の棋譜を毎日添削してもらうと言うことをしてもらっているようですし。(早くも良い棋譜がとれないと嘆いてはいましたが)ともかく、より一層の棋力向上が今の千葉大には必要だと言うことで、まとめとさせていただきます。
さて、記事を書いているうちに筆が載ってしまいかなり長くなってしまったので、ここいらで一旦終わりにさせていただこうかと思います。最後に、部員の皆さん、そして今受験期間真っ最中の受験生、よもやこんな記事を読んでいないと思いますが、(読んでくれているならありがとう!でも良いから勉強しろ、ちゃんと千葉大に受かって将棋部に来い)来年度は新型コロナウイルスが5月から⑤類に指定されることも相まって、今よりもより一層の対面活動ができるようになるかと思います。もしかしたら、部室の無制限利用ができるようになるかもしれません。今回は悔しい結果に終わってしまいましたが、それでも、B1級在留という結果を持ち帰り、次への希望をつなぐことができました。いなくなる先輩方もいますが、次こそはA級に復帰するためにも、積極的な活動への参加、お待ちしています。詳しい入部手続き等は、受験が終わったあたりでブログを更新しようかと考えていますので、またそのときに。それでは、電車の時刻が迫っているのでこのあたりで。お付き合いいただき、ありがとうございました。
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ハガレンを読めという話
http://chibashogi.exblog.jp/31396462/
2022-05-20T10:51:00+09:00
2022-05-20T10:51:07+09:00
2022-05-20T10:51:07+09:00
chiba_univ_shogi
その他
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新入生の皆様へ
http://chibashogi.exblog.jp/31153031/
2022-04-09T22:48:00+09:00
2022-04-09T23:45:31+09:00
2022-04-09T22:48:48+09:00
chiba_univ_shogi
挨拶
また、入部についてもご検討いただければと思います。普段の部活はDiscordでやっていると申しましたが、その参加や出入りは自由となっております。適当な時間に始まって、適当な時間に終わるといった感じで緩~くやっておりますので、あまり堅くなりすぎずに応募いただければと思います。棋力の有無についても問いません。将棋を始めてみたいという方、昔やっていてもう一度やりたいという方、大会等でバリバリ活躍したい方など、広くお待ちしております。ちなみに直近の個人戦は5月の頭にございますので、出たいという方は早めの連絡をお願いいたします。こちらの方も、ツイッターのダイレクトメッセージでお待ちしておりますので、そちらからメッセージをお送りください。
最後になりますが、新入生の皆さん、大学の課題はためないようにしましょう。およそろくなことにならないですから。予定は未定というように、先延ばしにしても、結局思うようにやれなくて必至がかかるだけです。筆者も一回詰んだことがありますのでご注意を。ところで、この「予定は未定」という言葉、非常に便利で筆者は愛用しております。皆様もその手の手合いにだまされることのないよう、ご注意ください。長くなりましたが、皆様の入部・活動への参加を心よりお待ちしております。
千葉大ツイッターリンク:千葉大学将棋部(@chibauniv_shogi)さん / Twitter
開けない場合は、お手数ですが、ツイッターにて「千葉大将棋部」と検索してください。
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観戦記
http://chibashogi.exblog.jp/30378328/
2020-12-31T22:58:00+09:00
2020-12-31T22:58:40+09:00
2020-12-31T22:58:40+09:00
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将棋の話題
更新を長い間放置してすみません.
今回は24R1900ぐらいの人の将棋を観ていこうと思います.
▲2六歩△3四歩▲7六歩△4四歩▲4八銀△3二飛
▲2五歩△3三角▲6八玉△4二銀▲7八玉△9四歩
▲9六歩△7二銀▲5六歩△4三銀▲5七銀△6四歩
▲3六歩△6二玉▲7七角△7四歩▲8八玉△5二金
▲6六歩△7三桂▲5八金△5四銀▲6七金△8四歩
▲1六歩△1四歩▲7八金△6三銀▲9八香△7二金
▲9九玉△9二香▲8八銀△3一飛▲5九角△4五歩
▲2六角△9一飛
戦型は居飛車対三間飛車になりました.△9四歩に▲9六歩と受けたので穴熊の可能性は低いと思いましたが,先手は居飛車穴熊を組みました.それに対し,後手は△6三銀~△7二金~△3一飛~△9一飛と駒組を進めました.
▲5九角△1二香▲3八飛△4四角▲2八飛△3三角
▲3八飛△4四角▲2八飛△3三角▲3八飛△6五歩
▲3七角△4六歩▲同角△9五歩▲同歩△6六歩
▲同銀△9五香▲同香△同飛▲9六歩△2五飛
▲3八飛△4四角▲2八飛△3三角で千日手になるかと思いきや,後手が△6五歩から仕掛けました.▲3七角で△8五桂を封じられるうえに,後に△6四歩と打たれそうなので△9五歩から攻めるのはやりづらいかなと思っていたので,△4六歩~△6六歩~△2五飛には感心しました.
▲2八香△4五飛▲6四歩△同銀▲3七桂△4六飛
▲同歩△6五歩▲7七銀△8五桂▲2三香成△9七歩
▲同桂△同桂成▲3三成香△4九角▲9七銀△3八角成
▲4四桂△6三金左▲2二飛△7三玉▲8一角△4九飛
▲8八玉△7一香▲2一飛成△8五桂▲7九桂△9七桂成
▲9七玉
後手が3三の角をただで取らせたのは意外でした.△9七同桂成としたところで△7七角成だと思っていました.
△3七馬
▲8八銀△5九馬▲9五桂△6二金▲1二龍△8九銀
▲7二角成△同香▲6八金寄△同馬▲同金△9八金
▲8六玉△9四桂▲7七玉△6六角▲6七玉△4七飛成
▲5七香△同角成▲同金△6六香▲7七玉△5七龍
▲6七歩△7八金
まで,126手にて後手の勝ち
ソフト曰く△3七馬に▲8八銀で形成が後手に傾いたようです.▲8八銀に代えて△7二角成▲同香△8一龍なら先手有利だったようです.
強い人の棋譜を観るのは勉強になりますね.普段観戦はしないのですが,たまには観戦してみようと思います.
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お世話になりました
http://chibashogi.exblog.jp/29962793/
2020-03-15T15:01:00+09:00
2020-03-15T15:04:46+09:00
2020-03-15T15:01:35+09:00
chiba_univ_shogi
未分類
さて、最後のWeb棋跡投稿になりましたが、部の大先輩の言葉を借りて、「僕が入学してからの将棋部での4年間を振り返ってみたいと思いましたが、書き始めたら結構な量にな」りそうだったので、断念しました。先輩方の実績には遠く及ばないことを自覚しつつ、僕も就職活動についてアドバイスできたらと思います。駄文にお付き合いいただけると幸いです。
ESや面接では何を見られているのか、業界や企業、職種によるところが大きいと思いますが、以下の三点は意識しておいて損はないと思います(事前に調べられるならそれに越したことはないでしょう)。①社会に出て何を成し遂げたいのか。②①を実現するためにこの会社で何をしたいのか③入社後に活躍してくれるのかこれらを確認するために、面接官は様々な角度から質問してきます。嘘やごまかしを見破るために、プレッシャーをかけたり、なぜ?どうして?と問い詰めたりすることもあるでしょう。面接官は話の内容だけでなく、声色や目の動き、姿勢などからも真実を見極めようとしています。誰かの言葉を暗記した志望動機や学チカは見破られてしまいます。
大切なことは、自分の言葉で語ることです。数行前の自分に言い聞かせたい。
「好きな食べ物は何ですか?」と聞かれたら「ジャンボチキンカツです。」と答えるような自然さで、自信を持って、志望動機を答えられるようにしましょう。上記の①と②はあなただけのものです。企業研究と自己分析を通じて、自分の志望動機を作りましょう。また、「ジャンボじゃなきゃだめなの?」と聞かれたら「はい。」と言い切るような気持ちで会社への熱意を伝えましょう。競合他社ではなく御社を選ぶ理由は、企業研究や自己分析で得られるはずです。
自分の言葉で語るからこそ、面接官はあなたの話の内容を真実だと思うのです。事実、このやり方で、僕のジャンボチキンカツと志望先への熱意は伝わりました。
話題がずれますが、景気やコロナウイルスの影響で皆さん大変だと思います。特に後輩諸君は学生生活や就職活動で苦労すると思いますが、自分のやりたいことややるべきことを見つけてください。その先の努力が報われることを切に願います。
次はT口君にお願いします。]]>
将棋部一年の近況報告
http://chibashogi.exblog.jp/29873990/
2020-01-12T23:24:00+09:00
2020-01-12T23:24:21+09:00
2020-01-12T23:24:21+09:00
chiba_univ_shogi
部員日記
この一年間は新人王と呼ばれ、慕われ続けるだろうって思っていたのになあ。()
さて、将棋の話題を書こうとも思ったのですが、ここ最近は見る専でして、書くことがない。
ということで、将棋部一年の近況について書いてみます。
将棋部一年では麻雀が流行していますが、これには理由があるのです。
七月七日、K村の新人戦優勝の翌週です。調子に乗っていたK村と、当時役を覚えつつあった程度のN澤、当時点数計算が唯一ちゃんとできたO上、囲碁部一年HS部の4人は同じチームとして麻雀甲子園という大会に参加しました。
するとその大会でN澤が覚醒、全参加選手64人中個人成績トップという偉業を成し遂げました!
それに対してK村は実力不足に不ヅキが重なり、個人成績ワースト一位。
O上とHS部はほぼ空気と化し、我らの熱い夏は終わりました。(来年は必ずリベンジします。)
それからというもの、4人が集まっては卓を囲み、揃わないときにはK瀬やS野、A葉を加えて卓を囲むように。
向上心の高い部員は授業中にネット麻雀を嗜んでいるとか。さらに11月には麻雀部一年同期からY澤が加入。常にメンツが揃うようになり、N澤の家では定期的に徹麻が行われるようになったとか。
ていうか将棋部一年の麻雀人口多すぎだろ。自重しろ。←←←
将棋部一年には現在4人の女子部員がいます。もう何年間も女子部員がこの千葉大将棋部にいなかったことを考えると、奇跡でしょう。
4月当初ではA葉とS野だけでしたが、その人脈でもう二人の女子を連れてきたようです。かわいそうに。ようこそ。A葉は関東秋季女流名人戦で三位入賞、12月に三重で行われた全日本学生女流名人戦にも参加してきたとか。A葉を超えるものは現れるのか、そしてA葉のさらなる活躍に期待しましょう。
……A葉には彼氏がいるという情報が入っており、現在も調査中であります。けしからん。だから負けるんだぞ。
将棋部一年は現在14名。仲良くやってます。いままでにはK村の新人戦の打ち上げや、大学祭の休みを利用したカラオケ大会、部室の掃除大会などの企画が催され、大いに盛り上がりました。将棋ウォーズでは棋士団を作って級位や段位を競い合っています。怖いのは時間割をLINEのノートに貼り付ける文化。これで授業がない人には鬼電がかけられ、部室への緊急招集がなされるわけです。怖…考えたのは誰だよ。←←←
来年以降も変わらずにみんなでジャンチを食べていたいものですね。
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[結果報告] 今年もそろそろ終わりますね。
http://chibashogi.exblog.jp/29840059/
2019-12-19T18:13:00+09:00
2019-12-19T18:13:02+09:00
2019-12-19T18:13:02+09:00
chiba_univ_shogi
大会報告
師走を迎え、本年もたくさんの感謝や反省をして振り返る季節になりました。月日が経つのは本当に早いですね。早速ですが、今年度の将棋部の成績を振りかえってみましょう。
・春季団体戦
結果 1勝6敗で七位→A級から降級
個人では勝ち越したものの、トップ層との差があることを実感した大会になりました。
詳細については前主将が書かれた記事がありますので、是非ご覧ください。
・秋期団体戦
1つ1つを簡単に振り返ってみたいと思います。
R1 vs電気通信大学 5ー2(勝ち)
オーダーにかなり時間をかけました。それが結果的には上手くいって、幸先のよいスタートを切ることができました。1年生も出場して相手のエースに善戦。結果は残念でしたが、粘り強さを見せてくれました。これからの成長を大いに期待しています。
R2 vs埼玉大学 4-3(勝ち)
先輩方が難しい将棋を拾ってくださり、ギリギリの勝利となりました。同期が大逆転負けを食らったと話していました。局面を見せてもらったのですが、秒読みの中で正解の手を発見し、それを着手することは困難だったかもしれません。しばらく将棋の不調が続いているようですが、A級で戦える力は十分にあるので是非抜け出してほしいと思います。
R3 vs法政大学 5ー2(勝ち)
二日目から今年の新人王(1年生)が参加しました。流石に強く、今大会5戦全勝という素晴らしい成績を残しました。この試合も相居飛車の熱戦でしたが、粘り強く指して勝ち。私の将棋は上手く指せたと思います。
R4 vs首都大学東京 5ー2(勝ち)
事前に将棋クラブ24で将棋を調べるなど、対策に時間をかけたところです。4年生のK先輩が相手の穴熊を綺麗な姿焼きにしていたのが印象に残っています。卒業されるのは大変寂しいですが、残りの単位も綺麗残らずとってくださいね。
R5 vs東京理科大学 6-1(勝ち)
このクラスでは上位で、かなりの強敵だと考えていました。内容的には競った勝負が多く、この結果は望外の成績でした。二日目が終わってこれまで負けなしと千葉大のA級復帰が濃厚になりました。
R6 vs学習院大学 4ー3(勝ち)
データが少なく、対策に悩みました。満遍なく強いという印象で、ここを勝てたのは本当に大きかったです。(ここで、私の全勝が途絶えました…)
R7 vs東洋大学 3ー4(負け)
昇級がほぼ決まりましたが、まだ確定していない状況での東洋大戦。私が勝っていれば全勝だったので責任を強く感じました。優勢だった(後日調べた結果)ようですが、相手の終盤力に捲られてしまいました。本当に強かったです。しかしながら、チームのみんなが3勝を取ってくれたので、競争相手の試合結果によらず千葉大の昇級が決まりました。内訳は新人王の彼と今年卒業されるM先輩とN先輩です。M先輩は部のことをよく気にかけてくれ、優しく私たちのことを見守ってくださいました。N先輩は将棋が本当に強く、今大会なんと7戦全勝でした。時間が空いているときにまたお手合わせよろしくお願いします。
結果 6勝1敗(優勝)→A級に昇級
今年から将棋の勉強時間を増やした(2年になって将棋に割ける時間が増えたので)こともあり、少しずつ結果に表れてきた気がします。東日本大会を優勝することができたのは本当に自信になりました。まだまだ力不足を感じているので、今以上に強くなれるように努力します。その中で後輩たちに残せるものがあるならそうしたいとも思っています。卒業された方々にも千葉大の活躍が耳に届くように(そのためには結果を残さないといけないのですが)、我々も頑張りましょう。最後まで読んでくださりありがとうございました。
次回のWeb棋跡は1年生が担当します。遅くなっちゃってごめんね。
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春季団体戦結果報告
http://chibashogi.exblog.jp/29566351/
2019-08-10T23:18:00+09:00
2019-08-10T23:18:20+09:00
2019-08-10T23:18:20+09:00
chiba_univ_shogi
大会報告
更新が遅れて申し訳ないです。
今回は春季団体戦の結果報告をしていきたいと思います。
A級として2回目となる今回は残留することが目標でした。前回の経験から最低でもチームとして2勝以上はしたいと考えていましたが・・・
1日目 vs慶應義塾大学 2-5、vs東京大学 2-5
A級ということで、1日目から厳しい戦いとなりました。初戦の慶應義塾大学は勝ちたい相手でしたが、新たに入った相手の1年生2人が強く、予想より厳しい結果になってしまいました。次の東京大学戦は、前回0-7で負けていたのでなんとか1勝出来ればと考えていましたが、Ο瀧君とΟ塚君の活躍で2勝を挙げること出来ました!僕も優勢に将棋を進めていたのですが、最後30秒に追われて7手詰めを逃すという失態をおかし負けにしてしまいました。反省しています(涙)。1日目はチームとして2敗と厳しい結果になりましたが、勝ち星を稼ぐという点においては次につながる結果だったと思います。
2日目 vs早稲田大学 0-7 vs横浜国立大 3-4 vs東洋大 6-1
2日目の対戦校は前回の優勝校の早稲田大学とB1級から上がってきた2校という顔ぶれでした。最終日の対戦校を考えるとB1から上がってきた2校には勝っておきたいところでした。初戦は早稲田大学で勝ち星は稼ぎたいところでしたが、力の差を感じる結果となってしまいました。2戦目は横国でここが今回の団体戦で1番大事な1戦でした。事前の予想では、横国は3人エースがいることが分かっており、その3人を避けて4勝するか、3人のうち1人に千葉大のエースを当てて勝負するか迷い、結局前者を選択。オーダー的にはうまく当てられたつもりでしたが、1人逆転負けを食らい3-4で負けてしまいました。O塚君・・・。悔しいところですが、オーダーをもう少し考えるべきだったなと思っています。最後の東洋大戦は向こうのエース以外には全員勝つことができ、6勝を挙げることが出来ました。この時点で、残留するためには残り2戦の内1勝以上することが必要でした。
3日目 vs東京工業大学 3-4 vs日本大学 3-4
3日目は、前回5位の東京工業大学と前回4位の日本大学との対戦でした。どちらかには必ず勝たなければいけない状況だったので最善を尽くすために、予定のあるはずだったK先輩に無理を言って来てもらいました(ありがとうございました!)。東工大はエース級が1人いてまたしてもエース対決させるか否か迷いましたが、させない方が勝ちやすいと判断して、オーダーを組みました。ところが、相手も今まで一度も出していなかった人を出してオーダーをずらしてきたため、エース対決は避けることが出来ましたが、予想と異った組み合わせに。それでも、1年生のK君やN先輩が難しい将棋や苦しい将棋を勝ってくれ、チームとして3勝。ただ、他にもおしい将棋はあったものの、拾うことができず3-4で負けてしまいました。これで次の日大戦で必ず勝たなければならない状況になりました。日大は穴がなく全員が強いという印象があり、オーダーは現時点でのベストメンバーで臨みました。相手もほぼベストメンバーだったので、厳しい状況でしたが、O瀧君、S君、K先輩が勝ち、3勝。特に、S君はかなり強い相手に勝ってくれたため、残留に希望が持てましたが、あと1勝が遠く3-4で負けてしまいました。
この結果、1勝6敗でA級降級となりました。全体を通して見ると3-4が3つで競っているところが多いので悔しいです。個人的な成績も負けこしてしまい主将としての役目を果たせず申し訳ないですが、次の団体戦に向けて頑張りたいと思っています。これで次の主将はO瀧君に引き継ぎたいと思います。次はB1級で戦うことになりますが、今年は有望な1年生が何人も入ったのですぐにA級に戻れる思います。これからも応援よろしくお願いします!
最後まで読んでいただきありがとうございました。次は、1年生に回したいと思います。
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桂角を立てたはいいが肝心の
http://chibashogi.exblog.jp/29285727/
2019-03-02T03:00:00+09:00
2019-03-02T02:52:45+09:00
2019-03-02T02:43:20+09:00
chiba_univ_shogi
将棋の話題
(´・ω・`)<金がないのは歩がいない
……………………………………………
(・´ー・`)どや?
(´-`).。。ooO○◯(寄席でウケないですね。不評だわ。)
去年の今頃,私は千葉大前期入試を目前に控えていました。それから季節が1巡してもう2月。あと2ヶ月もすると後輩を迎える立場になる…そう思うと時が経つのは本当に早いものだと感じさせられますね。 千葉大学将棋部では久しぶりにリーグ戦が復活したのですが,そのA級リーグで優勝することができたのは嬉しかったし,自信になりました。その後,OBのE河さんと名人戦3番勝負をすることが決まり,今回のブログはその3局について振り返ろうと思います。 第1局先手:O瀧後手:E河さん(持ち時間:30分/切れたら1手60秒)▲2六歩 △3四歩 ▲4八銀 △5四歩 ▲2五歩 △3三角▲7六歩 △2二飛 ▲9六歩 △4二銀 ▲9五歩 △6二玉▲6八玉 △7二玉 ▲7八玉 △5三銀 ▲3三角成 △同 桂▲8八銀 △6二銀上 ▲3六歩 △4四銀 ▲4六歩 △2一飛▲4七銀 △3二金 ▲6八金 △7四歩 ▲8六歩 △7三銀▲7七桂 △6四銀 ▲8七銀 △8四歩 ▲5八金上 △6二金▲3七桂 △7三桂 ▲2九飛 △5三銀左 ▲9六銀 △8一飛(第1図) ネットでの対局なので振り駒は1局ごとに(プログラム上で)行われます。先後は普段あまり気にしていないのですが,先手でリードを求めていく姿勢は基本ですので開幕局が先手番なのはよい流れだと思いました。戦型は対角交換振り飛車になりました。戦型選択に意表を突かれましたが,将棋の戦型は山ほどあるので気にしすぎても仕方ないです。 後手の△7三銀~△6四銀がこの戦型では見かけない独特な構えですね。代えて△6四歩~△6三銀なら無難なところ。居飛車側から見ると振り飛車陣の8,9筋が薄く見えるので地下鉄飛車の開通を目指して駒組みを進めていきます。第1図は後手が苦労している感じでしょうか。飛車が8筋に釘付けになっているのと,二枚の銀が重い形なので居飛車側としてはそこをうまくとがめたかったです。次の一手はどうするべきですか?(第1図は△8一飛まで) 第1図以下の指し手
▲5六角 △5五歩 ▲7四角 △6一玉 ▲9四歩 △同 歩▲9二歩 △5二玉 ▲9一歩成 △同 飛 ▲8七銀 △5四角(第2図)
本譜は自然だと思って▲5六角と打ったのですがこれが急ぎすぎの疑問手でした。というのも,△6一玉 に代えて△7五歩とされると以下▲同歩△同銀▲7四歩に△6四歩が柔らかい受けの好手で,後手は先に桂損しますが,あとから桂馬を取り返せる形です。この展開は先手の9六銀が働きの弱い駒になっています。(7筋を攻められると9六に出た手がマイナスになっている。) 第1図では▲6六歩とするのが大人の指し方でした。方針としては次に▲6七金直として,▲1六歩~▲2四歩を狙う感じです。上に手厚くして負けにくい形にするのが最善だったように思われます。7四の歩をすんなり取れたのは大きく,第2図では先手優勢になっています。しかしながら,ここからの指し手が悪かったですね。(第2図は△5四角まで) 第2図以下の指し手▲5六歩 △同 歩 ▲8三角成 △7五歩 ▲9四香 △7一飛▲9三香成 △7六歩 ▲8二成香 △7七歩成 ▲同 金 △6五桂▲7一成香 △7七桂成 ▲同 玉 (第3図) ▲8三角成とするなら本譜の▲5六歩は余計で,歩を突いたからには▲5六同銀とすべきでした。△5五歩が気になりますが,▲4五銀と強く出て難しいながらも先手に分がある展開になります。以下△4五同桂▲同桂△7五歩には▲6六桂が痛打です。 第3図を見るとわかるのですが,後手の5六歩が攻めの拠点になってしまいました。直前の△6五桂が鋭い手でした。代えて△2一飛が本線でしたが,棋風の違いかもしれません。(第3図は▲7七同玉まで) 第3図以下の指し手△6五桂 ▲8八玉 △5七歩成 ▲5五歩 △9六歩 ▲同 銀 △5五銀(第4図) △5七歩成では△7七金~△5七桂成,また▲9六同銀ではなくて▲2一飛の進行も考えられました。ギリギリのところで▲5五歩が入ったのは大きいですが,残念ながら次の手が敗着になりました。(第4図は△5五銀まで) 第4図以下の指し手▲4五桂打 △4七と▲5三桂成 △同 玉 ▲7四飛 △5八と ▲8七銀 △9六歩▲5四飛 △同 玉 ▲6五馬 △同 玉 ▲7七桂 △6四玉▲6五銀 △5三玉 ▲9六銀 △7八金 ▲同 玉 △6八飛(投了図(1))まで,96手でE河さんの勝ち
▲4五桂打は後手陣の急所を見誤った大悪手です。続く△4七と以下の指し手が冷静で,手堅くまとまられてしまいました。では,どうすべきだったか。ここで▲2一飛と打てば難しい戦いが続いていました。この手は▲6一馬以下の詰めろなのですが,それに対して①△5一歩と受けると▲6六桂△4七と▲5四桂△同銀に▲9七玉と早逃げするのが好手で,△7七桂成と追撃されますが▲8九香と受けておけば先手玉にすぐの寄りはなく,次に▲7二成香と引く手が厳しいので先手優勢になります。なので②△4二玉(以下進行例は▲6六桂△同銀▲同歩△3一金▲1一飛成△4七と…)または③△4二銀(以下進行例は▲6一成香△4七と▲6二成香△同玉▲7一飛成△5三玉…)と受けることになりそうです。(投了図(1)は△6八飛まで)序盤はまずまずでしたが,中終盤で甘い手が多かったのが反省です。
第2局先手:O瀧後手:E河さん(持ち時間:30分/切れたら1手60秒)▲7六歩 △8四歩 ▲7八飛 △8五歩 ▲7七角 △6二銀▲1六歩 △1四歩 ▲4八玉 △4二玉 ▲6八銀 △3二玉▲3八銀 △5四歩 ▲3九玉 △3四歩 ▲6六歩 △4二銀▲6七銀 △6四歩 ▲5八金左 △7四歩 (第5図)
2局目も私の先手番になりました。私は居飛車を指すことが多く,E河さんは振り飛車,特に中飛車を指されるのですが本局は何をされても三間飛車でいこうと決めていました。 後手の△4二銀は急戦志向の一手ですね。△3三角~△2二玉と深く順も有力で,私の好みとしてはこちらでしょうか。後手が早々に6筋の歩を突いたのは少し違和感があったので,振り飛車側としては咎めたくなりました。(第5図は△7四歩まで) 第5図以下の指し手▲5六銀 △5三銀右 ▲4五銀 △7二飛 ▲3四銀 △7五歩▲同 歩 △同 飛 ▲6五歩 △4四歩(第6図) ▲4五銀として△3三銀を強要し,持久戦に持ち込もう(後手の6四および7四の歩が持久戦になると不急でバランスをとるのが難しくなるので)と考えていたので,小考の後に△7二飛が指されたのには驚きました。しかしながら3四の歩をかすめ取れたのは大きく,ここからは振り飛車ペースになりました。 また,▲4五銀に代えて▲6五歩も有力のようです。以下△7七角成▲同桂△8九角は気になりますがあっさり▲6八飛がありました。△4五角成に▲6四歩がきつくて,これは振り飛車優勢になります。△6五同歩には角交換から6三に打ち込む手が厳しいです。(第6図は△4四歩まで) 第6図以下の指し手▲6八飛 △6五歩 ▲7六歩 △7一飛 ▲6五飛 (第7図)
▲6五飛の局面は駒の損得はないものの駒の働きに差があり,かなり振り飛車が有利になっています。 結論としては△4四歩に代えて△5五歩とするほうが勝りました。本譜の▲6八飛には本当は△7六歩としたい(「敵の打ちたいところに打て」という格言もありますね)のですが▲9五角と出られて仕方なく△6五歩としますが▲8四角△7四飛▲6五飛で先手優勢。これが△5五歩でこの順を選ぶとどうなるかというと,▲6五飛のときに△3四飛と銀を取れるんですね。以下▲6一飛車成△8四飛と進むと駒損がひどく,逆に後手優勢になります。ゆえに△5五歩の時は▲9五角と出ることができないので▲6八飛は疑問手になります。△5五歩には▲6四歩△同銀に▲1五歩と端攻めをしてどうかですが難解です。 これは局後に時間をかけて調べたことですが,時間がない中でお互い最善手を続けるのは難しいという事情もあります。たまには持ち時間3時間ぐらいでじっくりやりたいのですが,受けてくれる人はいないでしょうか…(第7図は▲6五飛まで) 第7図以下の指し手△3三歩 ▲2五銀 △7三桂 ▲6三飛成 △6四歩▲9五角 △6五桂 ▲6六歩 △5二金右 ▲8三龍 △7六飛▲6五歩 △7九飛成 ▲7七桂 △7六歩 ▲8五桂 △7七歩成▲7四龍 △9九龍 ▲7七龍 △6五歩 ▲7三角成 △8四歩▲6四歩 △6一香 ▲8四馬 △6四香 ▲6七歩 △9七龍▲7三桂成 △4五歩 ▲7四馬 △2四歩 ▲同 銀 △2三歩▲6三成桂 △2四歩 ▲5二成桂 △3四歩 ▲5三成桂 △同 銀▲4一馬まで,79手にてO瀧の勝ち(投了図(2))(投了図(2)は▲4一馬まで)気持ちよく指せた1局ですが,序中盤は時間があればもう少し考えたいところです。
第3局先手:E河さん後手:O瀧(持ち時間:30分/切れたら1手60秒)▲5六歩 △3四歩 ▲5八飛 △4二玉 ▲4八玉 △6二銀▲3八玉 △5二金右 ▲2八玉 △3二銀 ▲7六歩 △3一玉▲3八銀 △6四歩 ▲1六歩 △1四歩 ▲5五歩 △6三銀▲6八銀 △5四歩(第8図) 最終局は後手番になったので,ゆっくりした展開にしようと思っていました。戦型は7割方そうなると予想していた対中飛車。後手は飛車先を保留して左美濃に組んだのが工夫で,カウンター気味の指し方ですね。 一旦▲7七角としてから▲6八銀~▲5七銀なら普通ですが,それに対しては△7四歩~△7二飛とする予定でした。このときに,居飛車が8筋を伸ばしていないのに角を上がっているのが振り飛車目線では少し気になるところでしょうか。確かに▲7七角の一手をより価値の高い手に回せればそれに超したことはありません。しかしながら,居飛車から△5四歩と反発される可能性があるので,そういった意味でも単に▲6八銀は強い手といえます。本譜も許さじと突っかけましたが,ここまでは研究範囲でした。(第8図は△5四歩まで) 第8図以下の指し手▲7九金 △5五歩 ▲同 角 △同 角▲同 飛 △4四角 ▲7七角 △5五角 ▲同 角 △3三銀▲7一角 △7二飛 ▲2六角成(第9図) △5四歩以下▲5七銀△5五歩▲4六銀に△4四歩として,▲5五銀に△4三銀と進める予定でした。この後は△5四歩~△8四歩~△8五歩~△2二玉~△3二金と中央に手厚く構えるイメージです。ただ,主導権自体は中飛車側にありそうですね。 本譜の▲7九金はちょっと見えていなかったです。こうなると▲2六角成までは両者ノータイムですが次の手が難しい。対局中,私は飛車を手持ちにしてやや有利と思っていたのですが,E河さんは馬を作って若干指しやすいと感じていたと感想戦でおっしゃっていました。双方の主張がぶつかっていますが,実際の形勢はいい勝負のようです。この後,後手の金銀が盛り上がってくると先手の二枚の角がつらくなるので,後手陣が整う前に戦いを起こせるかが本局最大の焦点になりました。(第9図は▲2六角成まで) 第9図以下の指し手△4二金直▲3六歩 △4四歩 ▲3七桂 △4三金右 ▲4六歩 △5二飛▲5六歩 △5三金上 ▲4五歩 △5四銀 (第10図) 10分弱考えて金を上がりましたが,持ち時間30分の将棋にしてはそこそこの長考です。本当は△4四歩としたかったのですが,▲4四同角から暴れられるのが嫌で断念しました。 本譜は▲3六歩~▲3七桂と進んで死活を懸けた玉頭戦になりましたが,代えて▲3三角成も感想戦で調べられました。以下△3三同桂▲6一銀△9二飛▲5二銀成△同銀▲7一馬に△4一飛と打って戦うことになります。▲8二金と繋ぎますが,△7一飛▲同金△4四角▲8一金に△1五歩または△9九角成で激戦です。(第10図は△5四銀まで) 第10図以下の指し手▲4四歩 △同 銀 ▲7七角 △3三桂▲5七銀 △2四歩 ▲4六銀 △4五歩(第11図) 先手が4筋に馬角銀桂を集中させていますが,後手も金銀4枚に飛車をくっつけて徹底抗戦。△4五歩と打つときは自信がありませんでしたが,先手も決めきらなくてはいけないので大変な局面だと思っていました。私が受け将棋,E河さんが攻め将棋なのがよく現れています。(第11図は△4五歩まで) 第11図以下の指し手▲5五銀 △同銀直▲同 歩 △2五歩 ▲同 桂 △同 桂 ▲同 馬 △2一飛(第12図)
△4五歩に対して銀を引く手は論外ですが,本譜の①▲5五銀のほかにも②▲4四角や③▲4四馬という手も考えられました。 ②の▲4四角以下△同金右▲5五銀打△4六歩▲4四銀に△2五歩と突いて馬の行き場所を問います。▲1七馬と逃げるのは効かされで,△4七銀と絡まれて先手が勝てないので▲4三銀成△同銀▲4四歩と攻め合うことになります。一旦△3二銀と逃げて▲4三金に△2六歩と斬り合ってどうかですが,この順は読み切れないと指せないと思います。 ③の▲4四馬は急所のラインを残した攻め方です。△同金右に▲5五銀打。②の変化と同じように△4六歩と攻め合うのは▲4四銀で角のラインがうるさいですね。したがって△5五同銀▲同銀△同金▲同角△4四銀と埋めることになりそうですが,▲同角と食いちぎって△同金に▲5五銀が非常にうるさい。ここで攻めるか受けるかの判断は難しいところで,②に比べると局面が複雑になりやすいです。 本譜の①▲5五銀は少し緩めた手ですが,先手の五筋の歩が伸びるので一番手厚い攻め方だと思います。次に▲5四銀と絡まれると受けがなくなるので,△2五歩から自陣飛車を打って馬をいじめに行きました。(第12図は△2一飛まで) 第12図以下の指し手▲2四桂 △2三銀 ▲5四歩 △同金左 ▲5五歩 △同 銀▲3三銀 △4三金 ▲5五角 △同 金 ▲3二銀打 △同 銀▲同桂成 △同 飛 ▲同銀成 △同 玉 ▲5二飛 △4二銀▲4四歩(第13図)
△2一飛に▲2六馬だと△2五銀と打たれて制空権をとられてしまうので指しにくい。▲2四桂は勝負手です。これには△2三銀と埋める手が絶好に見えるのですが,▲5四歩から玉頭に銀を打たれると相当怖い形になりました。 感想戦では△5四同金左に対して▲4三歩と垂らす手も検討されました。指摘されて気づいたので,指されていたら焦ったと思います。△2四銀とすると,▲4二銀~▲3四馬がありますし,▲2四同馬~▲3三銀のコースも対処に悩まされます。 本譜,▲4四歩は厳しい手ですが,ここで決め手がありました。(第13図は▲4四歩まで) 第13図以下の指し手△4六角 ▲3七銀打 △4四金 ▲4六銀 △同 金▲5三角 △4三金 ▲6四角成 △2五飛 ▲4四歩 △5三銀打▲4三歩成 △同 玉 ▲6三馬 △4四桂 ▲5三飛成 △同 銀▲5二銀 △3三玉 ▲5三馬 △3六桂 ▲1八玉 △2八飛▲1七玉 △2七飛引成 ▲同 銀 △2八銀 ▲1八玉 △2九角(投了図(3))まで,108手にてO瀧の勝ち
△4六角と打ったときは読み切れていませんでしたが,これで後手が残しているようです。先手玉の急所は小瓶なので,4六に金が行ったのが大きく,寄り形になりました。二度目の▲4四歩に△5三銀打で耐えています。(投了図(3)は△2九角まで)中盤がとても難しかったですが,自分らしい将棋が指せたと思います。
《最後に》 3局を通して,改めて将棋は大変なものだと感じさせられました。E河さんとの対局では鋭い攻めが何度も飛んでくるので,今回番勝負でそれを体感できたのは本当に楽しかったし勉強になりました。ありがとうございました。またお手合わせ願えましたら幸いです。 《追伸》 なんやかんやで3月になってしまいました。2月中に書き終えたかったのですが,将棋合宿や大会などがあって間に合いませんでした。遅くなったことをお詫びいたします。 将棋界の一番長い日=順位戦A級最終局 を見ながらこの文を書いているのですが豊島2冠が名人挑戦を決めましたね。久保先生の粘りも凄まじく,素晴らしい将棋でした。私も一局一局,一手一手を大事に指すこと,このことを心に留めて将棋に向き合いたいと思います。長文失礼いたしました。
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秋季団体戦結果報告
http://chibashogi.exblog.jp/29101280/
2019-01-07T00:58:00+09:00
2019-01-07T00:58:39+09:00
2019-01-07T00:58:39+09:00
chiba_univ_shogi
大会報告
今回は、春季団体戦でA級昇級を決めることが出来たので、初めてA級で戦うことになりました。チーム内にA級経験者がいないということでどのような戦いになるか想像がつかなかったです。ただ、さすがに1期で降級するわけにはいかないと思っていたので、チームとして3勝以上することが出来ればと思っていました。
初日 VS東京大学戦 0-7 、VS早稲田大学戦 2-5
初日は、前主将が来れないというハプニング(笑)がありましたが、それなりに主力メンバーがそろって臨むことができました。なので、相手は2校とも強いことは分かっていましたが、チームとして勝つことは出来なくてもそれなりに勝ち星を稼ぎたいと思っていました。特に対東大戦は甘太郎で相手の東大生を前に勝利宣言をしてしまっていたこともあり、絶対に全敗だけは避けたいと思っていました。しかし、結果は上の通りで実力差を感じる結果となってしまいました。ただ、僅差の勝負もあったみたいなので、この2校がA級のトップであることを考えると初日に対戦できたことはA級のレベルを知る上で良かったと思います。
2日目 VS東京理科大学 5-2、VS日本大学 1-6 、VS明治大学 4-3
2日目は残留を目指すうえで勝たなければならないと思っていましたが、厳しい戦いが続きました。1回戦の理科大戦は特に勝ちたい相手でしたが、春季団体戦では3-4で負けていたので、油断出来ない相手でした。結果は5-2で勝つことが出来ましたが、この7局を観戦していたS久間君によると千葉大が3-4で負けると思ってたそうで、かなりぎりぎりな勝利でした。最後の明治大学戦は3-3で最後の一人が千日手で指し直すことになるという激戦になりましたが、信頼の置ける四年生の先輩がしっかり勝ちきってくれてなんとかチームとして勝つことが出来ました。これで最終日の2戦でどちらか1校に勝てれば残留が確定する状況になりました。さらに、日本大学が明治大学に勝てば、無条件で残留が確定するという状況になったので、正直に言うと相当油断していましたが、良くなかったです(笑)。
3日目 VS東京工業大学 1-6 、VS慶應義塾大学 4-3
最終日は前回A級4位の東京工業大学と3位の慶應義塾大学が対戦校でした。東京工業大学に負けた後、日本大学が明治大学に負けたことが分かり、慶應義塾大学に勝たなければ残留が厳しい状況になりました。残留が一気に遠のいたので、正直かなりへこみましたが、逆にこのことにより、気を引き締めて次の慶應義塾大学戦に臨むことが出来たと思います。結果、なんとか慶應義塾大学に勝つことができました。
結果としてトータルで3勝4敗、勝ち点17で6位でぎりぎりでしたがなんとかA級残留を決めることが出来ました。今回の団体戦を振り返ると四年生の先輩方の活躍が大きかったと思います。来季はおそらく(?)問題なければこの先輩方は卒業されてしまうと思うので、来季の団体戦は新しい戦力に期待しつつ、実力をつけていかなければいけないと感じています。僕個人としては、今回初めて主将をやって分からないこともたくさんありましたし、将棋の内容も結果も思わしくなかったので反省点は多かったです。ただ、来季もA級で戦えるので今回の団体戦の経験を活かしたいと思っています。目標は優勝と言いたいですが、とりあえず残留です(笑)
最後まで読んで頂きありがとうございました!
次の記事は一年生にバットンタッチしたいと思います。
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勝たなきゃゴミだ!!!
http://chibashogi.exblog.jp/28968088/
2018-12-12T23:38:00+09:00
2018-12-12T23:38:16+09:00
2018-12-12T23:38:16+09:00
chiba_univ_shogi
大会報告
今年の九月にぷよぷよの非公式大会でもっとも規模の大きい「oiuリーグ」に出場しました。なぜ出場を決めたのかそこから述べていきます。私は元々中学3年生の頃からぷよぷよで遊んでおり、様々な青春を犠牲にしてきました。その甲斐あってか実力はそこそこのものとなりました。しかしぷよ友達のいない私は界隈における内輪ネタにげんなりし、大学生の時には半引退状態となっていました。数ヶ月に一度触って満足する。意味なんてなくて、将棋や勉学から逃げた結果の自己満足でした。自分自身を輝かす瞬間としてのぷよぷよ。嫌気がさしていました。でもそんな哀れな自分が愛おしかったことも事実です。このままではいけないと感じてぷよと決別するためにリーグ出場を決意しました。一ヶ月練習し結果を残せなければ引退することにしました。
oiuリーグのサイトに私の名前が載って対戦相手も決定しました。その中には中高の頃に野良で対戦したことがある方もいて、対戦できる喜びと負けたくないという感情がわきおこっていました。なれないツイッターで練習相手を探すのですが、今考えれば練習でそこそこ良い結果を出したことがのちの結果につながったのだと思います。練習は勝ったり負けたりだったのですが第一線で活躍するプロプレイヤーに勝つことができたため自分の実力に自信がつきました。一ヶ月みっちり練習してついに本番を迎えました。
リーグの結果は全敗でした。ぷよぷよ引退します。
次回の記事は現在の主将に任せます
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春季団体戦結果報告
http://chibashogi.exblog.jp/28409723/
2018-06-28T05:36:00+09:00
2018-06-28T05:36:02+09:00
2018-06-28T05:36:02+09:00
chiba_univ_shogi
大会報告
まず結果報告の前に、およそ1年ほど投稿の期間が空いてしまったこと、大変申し訳ありませんでした。OBの方々、定期的に見に来てくださっていた方々、これからは定期的に活動報告をしていきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。
それでは、結果報告をしていきます。今回の目標は、もちろんA級昇級です。ただ、ここ数年はなかなかそれが実現してこなかったので、今回こそはという思いを持ち、油断はせずに臨もうと決めていました。
1日目 vs学習院大 6−1、 vs神奈川大 7−0
A級昇級のためには絶対に負けられないと思っていた初日でしたが、主力メンバーが全員揃ってくれたこともあって非常に良い結果を得ることができました。中でもこの2戦では1年生が目覚ましい活躍を見せてくれました。初めての団体戦、大将の位置で緊張しているかもしれない中、きっちりと2勝をしてくれた1年生。誰よりも安心して見ていられる将棋を指して、2勝してくれた1年生。この二人は今後の団体戦でも主力として、勝利で貢献してくれることでしょう。
2日目 vs東京理科大 3−4、 vs電気通信大 5−2、 vs法政大 4.5−2.5
この日が今季の団体戦で最も大変な日になると思っていましたが、その予想通り厳しい対戦が続きました。初戦でいきなり1敗してしまい、もう負けられないという余裕がない中での残り2戦でしたが、全員が最後まで粘り強く指してくれたおかげで勝つことができました。2日目からの参加となった前々主将が、この2戦でしっかりと2勝してくれたことには感謝の気持ちでいっぱいでした。また法政戦で、お互いに入玉するというとても神経を使う長い将棋で、0.5勝を取ってくれた2年生にも感謝です。
3日目 vs東洋大 5−2、 vs埼玉大 4−3
暫定首位で迎えた3日目。この日は前季A級の東洋、あまり情報のない埼玉とまだまだ油断できない対戦が続きます。そこで、予定のあった4年生の先輩に無理を言って来ていただきました(本当に感謝です)。その先輩の活躍もあり、初戦の東洋に勝つことができ、最終戦で1勝できればA級昇級が決まるというところまで来れました。迎えた最終戦、埼玉を相手に4勝をおさめることができました。
この結果、6勝1敗 勝数34.5で無事に1位でA級昇級となりました。また、1年生が全勝賞をとりました。この1年生は後日、記事を投稿してくれるそうなので、詳細はそこでご確認ください。僕はというと、6勝1敗で惜しくも全勝賞を逃すという結果でした。この1敗は、有利な局面で持ち駒の歩を…(あとは察していただけると助かります)、という負けで非常に悔しかったですが、結果だけ見れば主将としての仕事はできたかなと思います。これで主将は次の学年に引き継ぎたいと思います。来季もメンバーに選ばれるように日々精進していきたいと思います。
長くなりましたが、最後に今回応援に来てくださったOBの方々には、この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。来季はA級での厳しい戦いになると思います。また応援していただけたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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